アトピー性皮膚炎

HOME > 診療案内 > アトピー性皮膚炎
 

アトピー性皮膚炎

 
当院はガイドライン、EBMに基づいた治療を推奨しております。
 

発症・悪化因子の検索と除去

 

アトピー性皮膚炎

〜発症・悪化因子を見つけて、上手にコントロールしましょう〜

 
アトピーは「体質」+「環境」で悪化します
アトピー性皮膚炎は

  • 乾燥しやすい体質(皮膚バリアの弱さ)
  • かゆみの出やすさ
  • 周囲の刺激やアレルゲン

が重なって起こります。
 
お薬で炎症を抑えることは大切ですが、悪化因子を減らすことも同じくらい大切です。

よくある悪化因子

おうちの環境

  • ダニ・ハウスダスト
  • カビ
  • 花粉
  • ペットの毛

👉 こまめな掃除、寝具の管理が効果的です。

肌に触れるもの

  • ウール素材
  • 強い洗剤
  • 香料入り化粧品
  • アルコール消毒のしすぎ

👉 「低刺激・無香料」を選びましょう。

乾燥・汗

  • 冬の乾燥
  • 夏の汗刺激

👉 保湿は毎日コツコツが基本です。

ストレス・睡眠不足

かゆみを悪化させることがあります。
生活リズムを整えることも治療の一部です。

食べ物は関係ある?

小さなお子さまでは関係することがありますが、自己判断での除去はおすすめしません。
必要があれば血液検査などを行い、医師と相談しながら進めます。

当院でできること

 

  • 丁寧な問診
  • 必要に応じた血液検査
  • パッチテスト
  • スキンケア指導

 

大切なのは「完璧」ではなく「減らすこと」

 
すべてを避けるのは現実的ではありません。
できる範囲で少しずつ整えるだけでも、肌は変わります。

当院での治療

 
アトピー性皮膚炎と一概に言っても一人一人重症度が違います。
それぞれの現在の皮膚状態によって正しい思われる治療方法をご提案していきたいと考えております。
 
当院ではまず、患者さんの生活環境などに重点を置いて、話をお聞きした上で、症状に応じて、外用法の指導(保湿剤,泡状スプレーが好評,ステロイド外用薬,プロトピック軟膏,コレクチム軟膏,モイゼルト軟膏)、内服療法(シクロスポリン,オルミエント,リンヴォック,サイバインコ)、光線療法,最近話題の注射薬「デュピクセント」,「イブグリース」,「アドトラーザ」,「ミチーガ」など治療選択肢をお示しし、生活改善のヒント、治療目標、今後の見込みなどをご説明いたします。
原則「脱ステロイド」は行っておりませんが、ご要望をお聞きした上で、全身療法と組み合わせた「レス・ステロイド」などの治療方針をご一緒に考えたいと思います。「脱ステロイド」でうまくいかなかった方は是非ご相談ください.
 

アトピー性皮膚炎は新薬の登場により重症だった方でも正しい治療を行えばコントロール可能な疾患です。一緒に治療を考えていきましょう。

よくあるご質問

アトピー性皮膚炎は一生治らない病気ですか?

アトピー性皮膚炎は体質が関係する慢性的な皮膚炎ですが、適切な治療とスキンケアを続けることで、症状を落ち着かせ、日常生活に支障のない状態を維持することが可能です。
年齢とともに軽快する方も多く、「うまく付き合いながらコントロールしていく病気」と考えることが大切です。

ステロイド外用薬は使い続けても大丈夫ですか?

医師の指示に従って適切な強さ・量・期間で使用する限り、ステロイド外用薬は安全で有効な治療薬です。
自己判断で中止したり、必要以上に避けたりすると、炎症が長引いて症状が悪化することがあります。当院では症状に応じて薬の強さを調整し、徐々に減量していく治療を行います。

かゆみが強いときはどうしたらいいですか?

かゆみが強い場合は、外用薬による炎症のコントロールに加え、内服薬や保湿剤を組み合わせて治療します。
かき壊しを防ぐことが症状改善の重要なポイントですので、生活上の注意点やスキンケア方法についても具体的にご説明します。症状がつらいときは我慢せずご相談ください。